「名作 ピンポンの名トイレシーンの考察」(ゆめの)

アニメを見返した勢いで、そのまま漫画も全巻読み返してしまいました。
本当に懐の深い作品なので見る度に新しい発見がありますね。
その中でも意外と「ここはどういう意味なんだろう?」と疑問の声が多いトイレシーンを一つ考察してみたいと思います。





















この時のアクマが何を言いかけていたのか。
それを推し量るにはアクマが停学になった理由を思い返さなければなりません。





















俺は努力したよ!ペコに勝つために!風間さんに認められるために!

ペコというヒーローを超えるために、中学では二人と別れたアクマは、そこでドラゴンという新たなヒーローを見つけます。
しかし、そのヒーローはアクマを見ず、チーム(海王)を救うには自分の力だけでは足りずスマイルが必要だと繰り返し、その果てにアクマは討ち死に(卓球で)することになります。


ー時は経ち、トイレシーンへ。

アクマ 「風間さん、誰のために卓球やってます?」

ドラゴン「無論、自分のため・・・

と、来る訳です、ドラゴンはヒーローでは無かった。
皆を救うヒーローどころか、チームを救うためですらない。

「今のが本音なら、俺だって何も・・・」
あんな事はしなかった」ということでしょう、、、。


しかし、この直後、ドラゴンはチームの副将である真田にアクマと何を話したか聞かれ、しばらく沈黙した後に「無論、チームのためだ・・・」と答えたと言います。












この辺りのそれぞれの心情たるや。



そして、ペコが怪我を押して試合に出ようとするシーンでオババは聞きます(ここはアニメオリジナル)

ペコスマイルのために打つのかい?













ちげーよ、オババ、オイラがヒーローだからっしょ!

0 件のコメント:

コメントを投稿