時事ネタ『神様のすゝめ』 (ゆめの)

どうも日本という国には宗教を嘲笑する風潮が出来ている様である。
周囲の友人知人、種々なメディアや作品等々の意見を見聞きしている限り、おそらく間違っていないだろう。
こういったきらいはオウムの地下鉄サリンから加速したのだろうか・・・。

かくいう私も神の存在など毛ほども信じていない訳ですが、だからといって宗教というものを嘲る気もないのである。
結論から言うと私の宗教に対するスタンスとは「宗教とは一種の寓話である」ということです。

登場人物の赤ずきんやオオカミ少年が本当に実在したか否かということが全くどうでもいいことと同じで、
神や仏が実在するかどうかなど全くどうでもいいことなのだ、という考え方です。

大切なのは歴史の中で長い時間を掛けて形成された「道徳」や「教訓」を如何に汲み取るか、ということ。

また一般にはあまり認識されていないが「国」と「法」というものにも必ず「神聖さ」が必要なのである。
考えてみれば当たり前で、神聖(尊敬の念を集めるもの)でなければ人は一つにまとまらないし従わない、簡単にルールを破ってしまうのである。

(そのため王国というものには、王の権利、権力は神から授かったものであるとする王権神授説というものや、王は神の子の一族であるといった神話があるのである)

そしてまた国と法を作る上で、ある程度共通した道徳や価値観というものがなければどうやったってそれらを作ることは不可能である。
その土台、礎となっているものが宗教(や風習)であり、それを科学的合理主義の観点から嘲るということはやはり滑稽でしかない様に思うのである。

部屋の絵(ゆめの)

















私の部屋ではなく、自分でテーマを考えて部屋の絵を描くという授業で描いた絵です。私のテーマは「アダムスファミリーの様な」です。