生きる為に必要な物 (狼)

今年の3月またソフトボールの教え子達が卒業していきました。
そこでスピーチをする事に。
子供達にうつ病であることを発表して何か一つで良いから大切な物を作りなさいと。
自分は水泳をやっていた。
中学生になれば部活は皆違ってくる。
そこで生きていくときに辛い!苦しい!と思った時に支えになれるものを作って欲しい。

僕は小学生の頃三年生迄泳げなくて悔しくて翌年から水泳を始めた中学、高校と顧問と激突して部活はまともにできず、日々足に重りを付けて学校から帰った後走り込む毎日。
腕立て伏せ1000回二重跳び連続300回懸垂100回無茶苦茶なノルマを自分に課した。
高校からうつ病だったこともあり県大会の標準記録を余裕を持ってクリアしていたにも関わらず
練習不足で地区予選で足をつり県大会には行けなかった。

誰よりも速くとは言わなくても自分の限界にそして何よりも自分に中学高校と水泳を教えてくれる指導者が居なかった事から水泳のインストラクターになってまともに体が動かなくなるまで続けた。
一人でも多く速くなりたいと思う子供の助けになろうと。

人は決して強くは無い。
人のために強くなったり。
時にはどうしようも無いくらい誰かに甘えたり。
ポロリと話すつもりの無い弱音を吐いたり。
僕は野球をやったことは無いしソフトボールもやっていた過去は無い。
そこでソフトボールのコーチとして教えられるのは心しか無く。
子供達がスポーツの素晴らしさを少しでも理解してくれるように。

負けて流す悔し涙、練習で付きっきりで教えたバッティングが試合で打てたこと、ホームラン打った、三振取った。その時感じた物を忘れずにこれから先自分で選んだスポーツに邁進して欲しい。
長くなりましたが何が言いたかったと言うと、自分の中で大切な物を何でも良いから見つけなさい。
俺はそれを応援してやる!
これからもそのスピーチで言った事を体現していきたいです。



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