タイムパラドクスについて(ゆめの)

例えば「ある男が過去に行き、自分を産む前の親を殺したとする。そうすると自分は産まれる事が出来ず存在しないことになり、過去に行って親を殺すこともまた出来ない」というのがタイムパラドクスである。

この矛盾を説明するものがマルチバース(並行宇宙)理論である。
簡単に言うと可能性の数だけ宇宙は存在し、過去改変を行った場合「ある男が過去に行った世界線」と「親を殺し、産まれなかった世界線」に宇宙は分岐するというものである。

まぁ、人間の時間超越は現実的では無いかもしれないが、量子力学では平然と起こるとされている現象である。
例えば、素粒子をモールス信号の様に過去に送り、それを受信することで過去を変えることは可能かもしれない。

だが私はこの並行宇宙論に納得がいかないのである。だって、そんな簡単に宇宙が増えるはずがないもん(小並感)

故に、新たにタイムパラドクスを説明する理論を考えた。
それが宇宙の情報量保存の法則である。
ある時間軸に置いて宇宙の大きさは一定であり増えも減りもしないというものである。

外部から情報が送られれば宇宙の質量(情報量)が増えるということであるが、ある瞬間の宇宙の質量が一定で決まっているのであれば、それは不可能ということになる。

つまり未来から過去に情報を送ると宇宙の情報の許容量を超えるため、送信または受信不可になる、カ・コ・ニメールヲ・オクールをしても受信側の容量がいっぱいで受け取れないということだ。

しかし、これは運命論やマトリクス宇宙論に繋がりそうで、それはそれで認めたくないものである。

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